ベンジャミン・クロウニンシールド海軍長官 |
ベンジャミン・クロウニンシールド(1772.12.27-1851.2.3)は、マサチューセッツ植民地セイレムの海運商の子として生まれた。学業を終えた後、航海術と事業の詳細を学び、ジョージ・クローニンシールド・アンド・サンズ商会の一員として父の海運業を手伝った。1811年、兄の死にともなってマサチューセッツ州下院議員を引き継ぎ、翌年には州上院議員にも選ばれた。
1814年12月19日、マディソンはクロウニンシールドを海軍長官に指名した。クロウニンシールドは一旦使命を拒んだが、2日後、考えをあらためて指名を受諾した。海軍長官としてのクロウニンシールドの主な職務は、新たに議会に設置された海軍委員会と海軍省との協力関係を構築することであった。クロウニンシールドはモンロー政権でも引き続き留任した。 |
|